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2020/07/22 17:43

この複製画はイタイリア、フィレンツェの特殊印刷の職人によって作られています。

BARBIERI ARTI GRAFICHE社のBARBIERI氏です。

彼はフィレンツェにあるウフィツィ美術館のミュージアムショップの紙製品も作っています。

あまりに本物と見間違うような印刷手法です。



このページは時祷書の最初のページとのことです。

レターブレス、エングレイビング、箔押し、金粉印刷などあらゆる手法をかけあわせて仕上げられています。

時祷書とは平信徒のために製作される祈祷書です。

聖母信仰を基調とするもので、12世紀後半に出現したとされます。

14-5世紀になると貴族階級の婦女子の間で大流行し、贅を尽くした豪華絢爛な逸品が次々と製作されました。

この複製画は、時祷書の始めの部分にあたるカレンダー(12宮)の最初のページです。


その美しい印刷に強い興味を持ち、彼の印刷所に10年以上前ですが、実際に訪問しましまた。



戦争前から大事に使われているハイデルベルグ社のレタープレス機の前にBARBIERI氏が立っています。

行くときは住所を頼りにたどり着くのに苦労をしたのですが、帰りはホテルまで送ってくれました。



複製画には絵にふさわしい額を日本で探して額装にしました。

時祷書は現代の星占いのもとになっている祈りの書です。

とても美しい祈りの書です。

この時祷書を身近なところに飾って心の平穏を感じていただきたいと思い紹介させていただきました。



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